「お母さんは、こんなに自分のことを愛してくれている!」
「先生は、自分のことを大切に思ってくれている!」
「友達がボクを、ワタシを必要としてくれている!」
護幼稚園の経営理念です。

“ふるさと”
心が温かくなる素敵な言葉です。
でも一体、ふるさとってなんでしょう?
自分が生まれた場所?
子どもの頃に一番過ごした場所?
そうではありませんね。
ふるさととは、思い出がつまった場所。

そんな思い出が詰まった場所こそがふるさとであり、その思い出のひとつが、大変な時やつらい時に“自信”として心を奮い立たせてくれます。
私たちの仕事は、子どもたちの心の中にふるさとを創ること。
「自分は愛されている。」そんな安心感を持っている人は、自信を持ち、周りの人に感謝してその気持ちに寄り添いながら歩んでいくことができます。

反対に、愛された記憶(心のふるさと)を持たず、競争原理を強いられたり友達と比較され、安心感を得られなかった子どもは、自分を否定的に捉えるようになり、自分から他者との関係性を創ることができなくなります。
「三つ子の魂、百まで」と言われますが、この心のふるさとを育てることができるのは幼児期の今だけなのです。
善悪を知ることと、知識や能力を身につけることももちろん大切ですが、幼児期に最も大切なのは、なるべくたくさんの愛された思い出を創ってあげることです。
私たちは、そんな温かい愛と安心感に溢れた、心のふるさととなる幼稚園を目指しています。